こんにちは。2月も終わろうとしています。本来ならば1月、2月と言えば年間でも最も寒い時期ですが、今年の2月は極寒と言えるような日が例年に比べて少なかったかもしれません。
さて、菅首相の長男が関係する官僚接待は、官僚の軽い処分と、接待側の会社の社長の辞任や部下の降格で幕引きされたみたいですね。いずれにしても庶民感覚からはずれており、菅首相のぶらさがり会見も歯切れが悪い感じがしました。この前も話しましたが、正直者が馬鹿を見るのを目の当たりにして、国民の政治不信はこれからも続くのでしょうね。
前任の安倍首相は、公式の会見でも答弁は上手かったと思います。悪く言えば上手すぎて、相手を見透かしたところもあったくらいでした。一方菅首相はと言えば、官僚の造った文章を棒読みしている感じが否めず、自分の信念といったものがこちらに伝わってこないのです。
饒舌に話す必要はないと思いますが、自分の言葉でしっかりと気持ちを込めて話してくれれば、国民にも菅首相の人となりとか、真意が伝わると思うのですが。
私も人のことは言えません(-。-)y-゜゜゜。いまだに人前で話をすることは苦手です。ブログのように自分の考えや気持ちを文字で表現することには、苦手意識もなく、時間制限もないから自分のペースで書くことが出来ます(^。^)y-.。o○
20代、30代にJC(青年会議所)に所属していた頃、月に一度の例会の中で”3分間スピーチ”のコーナーがありました。事前にお題を言ってくれるのですが、それでも3分と言う時間があれほど長く感じたことはありませんでした。話したいことを紙に書いて覚えてみても、実際に演台に立って大勢のメンバーの前で話をするとなると、頭の中が真っ白になるものです。人前で話をすることに慣れている人もいますが、大概の人は苦手ではないでしょうか。
私が今まで人前で話をしてきた中で、父の葬儀の時の挨拶だけはそれなりにまとまった話が出来たのではないかと思っています。それは生前私への父からの遺言で、自分の葬儀に参列してくれた人への挨拶だけはしっかりとやってくれと言われておりました。
父には親としてよりも会社の経営者としての思いが強かったので、私なりの素直な気持ちを言葉を噛みしめながら話したことを覚えています。
首相の会見でもそうですが、人前で話をするときにはやはり自分の言葉で丁寧に話さないといけないと思います。記者からの質問に答える場合でも、誰かに謝罪する場合でも同じだと思います。与えられた言葉ではなく、自分の言葉で話すことが聞いている人の心に一番響くのではないかと思います。
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